ブログ一覧

自転車修理の落とし穴 前編

先週末、通勤に使っているクロスバイクの前輪がパンクしました。小学生の頃に何度もパンク修理を手がけてきた元自転車少年=現自転車中年としては、当然ながら自分で直す気満々。100円ショップで調達した修理キットは自宅に完備されております。

週明け月曜日の朝、道具一式を揃えて前輪のチューブを外してみると……バルブ根元のゴムが裂けているではないですか。これはチューブを交換するしかありません。やったことがなかったので、とりあえずYouTubeをチェック。参考になる動画がいくつもあります。これならできる!

その日の会社帰りに新宿のヨドバシカメラでチューブを調達、今朝、通勤前にチューブ交換に挑みました。最後にタイヤをリムにかぶせるところで多少手間取ったものの、YouTubeを見ながらの作業は30分ほどで終了。空気をパンパンに入れて、我ながら上出来と悦に入ったのは、束の間のことでした(ちなみに空気圧計のついた空気入れを持っているので、パンパンと言えども適正圧です。クロスバイクやロードバイクの空気は適正でもパンパンになります)。

玄関へ戻りヘルメットと荷物を持って「いざ出陣!」とまたがろうとすると、タイヤがボヨンボヨンに。空気が抜けてしまったのでした。最後にタイヤをはめるところでタイヤレバー(ヘラのような工具)を使ったことで、チューブに孔が開いたのかもしれません。YouTubeではプロっぽい人が工具なしではめるコツを伝授していたのに、それでもできずに仕方なくタイヤレバーを使ったのがいけなかったようです。あるいはリム(車輪そのものですね)の内側に貼るリムテープがズレて、チューブを傷めてしまったのかも……。

今朝は仕方なく最寄りの駅まで歩いて行くことにしました。その途中、同じチューブをヨドバシドットコムで注文したことは言うまでもありません。今度こそは見事成功させて、晴れ晴れしく報告いたします!

 

2019年10月09日

自転車修理の落とし穴 後編

「前編」から2カ月も経ってしまったので今さらの感がありますが、前輪のタイヤは無事直りました。やはりタイヤチューブの装着時にヘラ(タイヤレバーと呼ぶそうです)を使った際、チューブを傷めてしまったのが原因でした。

 

改めてYouTubeを観てタイヤレバーなしでタイヤを装着するコツを確認。無事に装着できた次第です。空気を入れるバルブの反対側からタイヤを引っ張りながら装着していく際、リム(タイヤを装着する金属の輪)の真ん中へチューブのヘリを落とし込むようにするのがコツでした。リムの真ん中のほうがヘコんでますから、そのぶん小さい経でタイヤがはめ込まれていく。なのでバルブ側もスムーズにはまるという寸法です。一度目は失敗したとはいえ、失敗は成功の母。次回のチューブ交換時には、もう失敗しない自信がつきました。YouTubeは観ますけど(笑)。

調子に乗って、今度はサドルの交換。以前からサドルが破け気味だったのです。私の自転車は片道7.6km、時間にして約20分の通勤用に買ったもの。これくらいの距離だと「今日は面倒だな」とサボり勝ちになりそうな気がしていましたから、モチベーションを高めるためにちょっといいやつを買ったのでした。といっても10万円もしないクロスバイクですが、それでも大事に乗ろうという意識は芽生えてきます。劣化したパーツを取り替え取り替え、長く乗っていけば安物買いの銭失いにもなりませんしね。

最初からついていたサドルに綻びが出てきた去年、Amazonで1000円台のサドルを調達して取り付けました。サドルにはあまりこだわっておらず、「オシリが痛くなければいいや」という考えだったし、元々掘り出し物が好きな性格なもので……。で、なかなか快適な乗り心地ではあったものの、やはり安物の寿命は短い。1年ほどで破れてきました。今度は3000円程度のサドルをAmazonでポチリ。真ん中に大きな孔が開いているので、股間にも優しそう。

結果は大正解でした。いまのところ、快適な自転車通勤を楽しんでおります(そうそう、去年はペダルを替えたのでした。これまたお気に入り!)。こうして世界に一つのオリジナルの一台が生まれ、それがまたパーツを替えるたびに変化していくわけで、なかなか楽しいものでありますよ。とはいえ、これからの厳冬期、やっぱりツライんだな~。

 

 

2019年12月04日